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京都では珍しい「今治うどん」が食べられる「麺処 美松」。讃岐うどんとも、京うどんとも異なる味わいがおいしいと、うどん好きの心をつかんでいる。

美松は、島津アリーナ京都の南側にある。カウンターと予約制の個室があるがこじんまりしたお店で、昼間は満席になることが多い。昼は30代の店主とお姉さんとで、夜は店主ひとりで切り盛りしている。

現在の「美松」は、昭和25年、曽祖父が愛媛県今治市で創業した「三松」の三代目の店になる。「美松」に変わったのは、二代目の祖父が切り盛りしていた頃。店名が変わる時に自家製麺になり、現在も引き継がれている。

美松の味を残そうと、今治で修行を積んだ現店主が、京都で三代目としてオープンさせた。店主は生まれこそ今治だが、幼い頃に京都へ移り住みそのまま育ったことから、今治でなく京都での出店となった。

今治うどんは、讃岐うどんに近いコシがあるものの、京うどんよりは硬い。もちもちでつるっとしていて、讃岐うどんと京うどんの、いいとこどりのような食感だ。麺は、前日に打ち1日寝かせたものが使われている。

出汁は、昆布、カツオ、いりこが使われていて、素材の味や香りがしっかり感じられる。関西では馴染みの薄い味だが、さっぱりながら風味が豊かで、ごくごく飲めるほどおいしい。

今回は、けいらんととり天を注文した。あんかけなので冷めにくく、熱々のまま食べ進めた。ふんわりな玉子と生姜がたくさん入っているので体に優しく、食べたあとも体がぽかぽかと温かい。寒い冬にありがたいメニューだ。

とり天は柔らかくてサクサク。あっさりしており、個性的なカレー塩がよく合っていておいしかった。

温・冷ともメニューが多い上、トッピングもありバリエーション豊か。また出汁むすびやおでんなど、おいしいサイドメニューも揃っている。なお、ほとんどのメニューがテイクアウトに対応しており、生麺のパックうどんもある。自宅で作りたてを味わうのもオススメだ。

京都ではコシのあるうどんを提供するお店が少ないので、四国の歯ごたえあるうどんが好きな人に訪れてほしい。

information

京都市中京区西ノ京御輿岡町21-1
050-7129-0773
11:00〜14:00/17:30〜20:00
木曜定休

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