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六條院公園の一角にある、青い壁が目印の「そのうちcafe SNC」。西側の通りからでも、公園からも入店できるおもしろい立地だ。

もとは壁があり建物と公園は隔たれていたそうだが、店主のアイディアで壁をぶち抜き、公園から出入りできるようになった。大人のお客も、公園で遊ぶ子どもたちも自由に出入りしていて、独特の存在になっている。

店内は木壁で温かみがあり、火鉢も置かれていて安らげる空間。店名の”そのうち”は「そのうちcafeっぽく仕上がるだろう」という思いで名付けられたそうだ。

メニューはキーマカレーやホットサンドやパスタの他、週末のみのキッシュもある。また、突然小鉢がふるまわれることもあり、一期一会な出会いがあって楽しい。

名物メニューに、手作りわらびもちがある。注文を受けてから練り上げられるので、瑞々しくとろとろで美味。そこらの和菓子屋よりおいしくて上質なので、わらびもちが好きな人はぜひ食べてみてほしい。

ドリンクは、自家焙煎のコーヒーのほか、何煎も抽出できる烏龍茶が個人的に好きだ。

店主は「くまのパディントン」を意識したユニフォームがかわいい、ちょっと個性的な人。北海道で教師をしたり、南アフリカで青年海外協力隊をしたりと人生経験が豊富だからか、話題の引き出しをたくさん持っておられる。

店主が個性的だからか、集まる客も個性的な人が多い。話し上手な店主につられて、居合わせた客が顔見知りになることはしょっちゅうで、交流が広がる場面をよく見かけるし、ここで知り合った人が何人もいる。作家やユニークな活動をしている人がたくさんいて、交わす会話はいつも刺激的だ。

また、教師をしていたからだろう、子どもへの理解が深い。店に立ち寄る小学生の宿題を見ていたり、親が教育相談をしている場面もある。私も話を聞いてもらい救われたことがある。

店主は、昔の寺子屋?よろずや?のような感じだろうか?大人も子どもも別け隔てなく、楽しい時間がすごせる空間をつくりたいのだと思う。今は嫌な事件があったり警戒心が強くなっていて、店主が望むおおらかな取り組みは反発を受けることもあるだろう。しかしさまざまな大人、人種がお店に集まる姿を見ていると、人類は寺子屋を求めているし、今の時代だからこそ必要ではないかと感じる。

一般的な「カフェ」のイメージとはかけ離れるが、ほかのどこにもない空気感と居場所が、そのうちcafeにはあると思うし、いつまでも提供してほしいと願う。

「京都移住案内」のサイトで、そのうちcafeが温かな文章で紹介されているので読んでみてほしい↓

場を巡る17

来る2月1日〜28日の間「そのうちcafe お客さん展」が開催される。客ならだれでも出品OKらしいので、出してみたい人は問い合わせてほしい。ジャンルを超えた、さまざまな作品が集まりそうで楽しみだ。

information

京都市下京区塗師屋町119
090-1767-0126
11:30~20:00
無休

 

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