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嵐山にある甘味処「嵐山のむら」で、8/30までの会期で写真展がはじまりました。のむら初の試みで、嵐山在住の写真家・南 貴博(みなみ たかひろ)さんの作品が展示されています。

1981 年生まれ。嵐山在住。生まれ育った嵐山周辺を、色んな角度から切り撮り続けています。写真ならではの世界観を大切にし、マクロ、魚眼、モノクローム撮影も得意としています。
<受賞歴>
・京都新聞フォトコンテスト入賞
・右京区フォトコンテスト入賞
・「そうだ京都、行こう。」冊子掲載
・「CANON 雑誌」掲載
・「こころのねっこ」表紙
・「フジテレビ系列バービー&村上佳菜子の編集長わたし、イイ女になりたいの。」写真提供。

南さんは太秦出身で、現在は嵐山地域にお住まい。普段から目にしている嵐山の風景を、地元民ならではの視点で風景を切り取っているのが特徴です。

フライヤーにもなっている「紅葉パッチワーク」。山と渡月橋を入れた写真はよくみかけますが、こんなに山が迫りくるような写真は見たことがありません!ほかにも、嵐山ってこんなに美しいんだと思う写真が並びます。

「煌めき」も素材としてはよくある竹林の風景ですが、魚眼レンズを使うことで、全体がうまく取り込まれています。そして塀の切れ目に朝日が写っています。この位置から朝日が登るのは、1年のうちでもわずか数日だそうで、足繁く通っているからこそ得られる情報。たまたまのようでタイミングを狙ったとっておきの1枚で、今までにありそうでない嵐山の風景写真です。

来店するともらえる「撮影スポットMAP」は、ガイドブックには載ってない地元目線のおすすめスポット満載で、かなり楽しい地図になってます。嵐山観光マップですが、よく見ると撮影スポットの記載が。展示の番号とマップの番号が連動していて、どの写真がどこから撮影されたかわかるようになっているので、地元民にはピーンとくるはず。

先ほどの「紅葉パッチワーク」は三条通り(罧原堤)を東に進んだところで撮っておられるのがわかります。遠くから望遠で撮ることで、圧縮されたような迫力ある写真が撮れるのですね。この場所まで行こうと思うと、渡月橋から結構歩かなければならず、観光客はわざわざ行かないと思いますが、地元民は見慣れた景色です。

また、撮影場所だけでなく、店主・よりみさんのおすすめポイントも。「おとぎ話に出てきそうな〜」なみどころは、わかるひとにはわかるけど、土地勘がない人は「?」でしょう。地元をくまなく知っているからこそのマニアックポイントが載っていて、遊び心がかわいくてほのぼのします。裏は各写真の解説と撮影日時が記載されているので、この写真はあの場所であの季節のあの時間に撮影されたのか…と思いを馳せることができますよ。

そしてよく見ると、細かな道も割と正確に記されています。柔らかな色味にかわいいアイコンでデザイン性が高いのですが、精巧に表現されていて、完成度の高い地図になっています。デザイナーが納得するまで10回近くやり直したというエピソードがあるほどこだわりが詰まっているので、マップをじっくりながめて、散策に使ってみてください。地元民でも新たな発見があるはずです。

「いつでも、何度でも〜」は、もともとは1年以上前に開催予定でした。コロナ禍で度重なる延期の末、ようやく実施できたのだそう。

企画をし始めた頃は、オーバーツーリズムの課題があり、地元京都の方の嵐山離れや、SNS 映えスポットだけを通過していく観光スタイルを、悲しく思っていました。そこで、いつ来ても、何度来ても新しい発見がある嵐山の真の良さを伝えたい、という思いで企画がスタート。
奇しくも、その後のコロナ禍で、観光客が減った代わりに、地元住民が嵐山を散策する機会が増えつつあります。そこで、この写真展を実施することで、地元の方に嵐山の良さを再発見していただくのが一つ目の目的です。
二つ目は、遠方にお住まいの方が嵐山まで来られない今だからこそ、この写真展を通じてその魅力を存分に伝え、自由に旅ができるようになった時に、旅の目的地に選んでいただくことです。会期中に、作品を撮影した場所から写真家とともに SNS 上でライブ配信をするなど、今は現地まで来られない方にも、嵐山の魅力を伝えていきます。

よりみさんは嵐山生まれの嵐山育ち。嵐山を思う気持ちは人一倍で、オーバーツーリズムでの嵐山離れや、コロナ禍による観光客減少に心を痛めてきました。地元を愛し、地元民によろこんでもらいたい。そのためにはどうすればいいかを考え、写真展開催に至りました。当初の趣旨からはかわりましたが、地元民に嵐山の良さを知ってもらうには、ちょうどよいタイミングなのかも。写真展を通してよりみさんの地元愛や、嵐山ってええとこやったんや!と感じてほしいし、私もまだ知らない良きところを探りたいです。

期間中には、インスタライブなど開催されるとのこと。遠方で行けない人も、嵐山が身近に感じられると思うので、タイミングが合えばぜひご覧ください。

会期中は通常営業で、店内飲食が可能です。名物のねぎ焼きや甘味、暑い日にはかき氷を頬張りながら、写真展を楽しんでみてはいかがでしょう。なお、嵐山のむらの告知画面(下記Instagramの画面)をスタッフに提示すると、自家製あんこと白玉入りの「アイスもなか」をテイクアウトにてプレゼントしてもらえます(1端末につき1個)。私もいただきましたがめっちゃおいしかったので、ぜひ申告してください!

 

 
 
 
 
 
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Information

日時:2021年7月1日(木)〜8月30日(月)11:00〜17:00(火・水定休日)
場所:嵐山のむら(京都市右京区嵯峨天龍寺造路町 35-20)
入場料:無料
※感染症予防の観点から、店内の混雑状況により、入場をお待ちいただくこともありますのでご了承ください。

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